■制作にあたって
昨年2002年に「FONT FRONTLINE01」を制作し、これは続編に当たるわけですが、随分とやるべきか悩んだのも事実です。ただ、2003年版のフォント記録集として作って良いのだろうかと悩んだからです。そこで、なにかテーマを考えてみることにしました。そこで、考えたのが「フォントを使う機会はどういうときに多いのか」ということです。
 
 
■価格について
デザイナーのオリジナルフォント65体で2000円台というのは正直安すぎると思います。デザイナー各自の仕事量、内容に見合わないのは百も承知です。それでもこの値段設定にしたのは、すべての人達がギリギリのところで納得できる価格の接点だと思ったからです。2000円=1フォント30円なら購入者も納得、制作関与デザイナーにはサンプル(無料)と原価で購入でき販売権を与えることでカバー。商品としては失敗の価格設定ですが、コミュニケーションデザインとしては、これで正解だと僕は思っています。ぜひとも、多くの人にこの商品の良さを知っていただきたいです。